カレイドスコープ作家による作品です。 Joanne Flatow-Jacobs（ジョアン・フラトウ＝ジェイコブス） 作の「Lion of Judah（ユダ族の獅子）」カレイドスコープ デザイン・構造の特徴 •本体の長さは、筒部分と回転部の先まで27cm •細長い直方体型（一般的な筒型とは違うユニークな形状）。 •側面にはイリデッセント加工（虹色に輝くコーティング）が施されたパープル〜ゴールド系のステンドグラスを使用。 •サイドには、立体的なライオン（獅子）の装飾が取り付けられています。これは「Lion of Judah」というテーマを象徴しています。 •回転部分（オブジェクトセル） •上部には回転可能なオブジェクトが多数あり、そこに小さなビーズやカラフルなガラス片が取り付けられています。 •この回転セルを動かすことで、内部の模様が変化し、様々な万華鏡模様を楽しめます。 •セルには赤、青、クリア、パープルなど複数色のパネルガラスが使われ、さらに小さな立体オブジェ（花の形など）も配置されています。 •鏡の構造 •覗き穴の写真（覗き穴から見た内部画像）から、内部に三角形に組まれた鏡が使われているのがわかります。 •これにより、六角形や放射状に広がる美しい幾何学模様が映し出されます。 •ビジュアル •青系と赤系でそれぞれ異なる印象の内部模様が生成され、回すたびに違った世界が現れるようになっています。 ⸻ 特に印象的なポイント •ユダ族の獅子のシンボル： ライオンのレリーフは、聖書に由来する「力強さ」「王権」「守護」を象徴しており、芸術的な意図が非常に強いです。 •ステンドグラスと金属のコンビネーション： 工芸技術的にも非常に手間のかかる作りで、ジョアンの作品に共通する「手仕事感」と「洗練されたデザイン性」がよく出ています。 •回転式オブジェクトセルの存在： このタイプのカレイドスコープは「オイル式」と異なり、物理的に回して楽しむ設計であり、昔ながらの工芸万華鏡の系譜に連なっています。 金属とガラス製の重厚な作りで、素晴らしい輝きが見られます 瞑想に如何でしょうか？